好きなホテルの雰囲気を自宅でも味わえたらどれだけ良いだろうか。そんな夢はホテル好きなら誰しもが抱くと思う。ここでは、数多くのデザイナーズホテルに宿泊してきたSTINREの編集者がホテルライクの心得をレクチャー。
①生活感を取っ払う。
ホテルライクと生活感は水と油の関係。ホテルライクな部屋を作るなら、生活感を徹底的に排除しなければならない。特に生活感が出やすい家電の配線はできる限り隠しておくことがポイント。また照明を変えるだけでも、一気にホテルに近づけることができる。ダウンライトやスポットライト、ペンダントライトも検討してみよう。
②テイストを決めて統一感を出そう。
一口にホテルと言っても、様々なテイストがある。モダンなのかレトロなのか、はたまたリゾート風なのか。作りたい部屋のテイストを決めて、それに合ったインテリアを揃えていく必要がある。どんなにデザイン性の高いインテリアを集めても、統一感がなければゴチャゴチャとした印象になってしまう。色味を決める時はグレーやベージュ、オリーブといったシンプルなアースカラーを意識してみて。
③結局はホテルを参考にするのが一番。
手っ取り早いのは、実際のホテルを参考にインテリアを決めていくことだ。ただしホテルは家具やベッドを特注で作っていることがほとんどなので、一般の住宅や賃貸で同じものを揃えるのはなかなか難しいものがある。アメニティくらいなら同じブランドのものを置くことができるかもしれないが、その他の家具類は似ているデザインのもので揃えてみよう。